2024年実績3:小林醸造株式会社様

【小林醸造株式会社／酒類販売業・酒造業 https://smallforest.co.jp/】

明治40年創業の大田原の池嶋酒造を事業継承し、栃木県鹿沼市上粕尾に「前日光醸造所」として移転開業した酒蔵です。廃校となった旧上粕尾小学校をリノベーションした醸造所は、良質な水と自然を生かした日本酒づくりだけでなく、酒蔵見学や酒造り体験などの観光資源としても活用し、日本酒の醸造所のなかった鹿沼市で地域のシンボルとなるような地酒づくりと山間地の雇用創出を目指しています。

1. 新事業展開に関わる変化：2022年に「小林醸造」として創業、2024年には酒造り体験が可能な鹿沼市上粕尾に「前日光醸造所」を開設したことで、関連事業所との2拠点の情報共有、業務連携の必要が生じていた。

2. 醸造部門と酒店間の連携： 二つの事業間でのスケジュール確認などは電話連絡のみであり、見積もりの共有なども含め必要な情報がタイムリーに共有されず、業務効率の低下を招いていた。

3. ITツールの必要性：二事業それぞれの責任者が、円滑に情報を共有し、タイムリーに判断し業務を遂行するためのロケーションフリーな情報共有ツールが必要とされていた。

4. スキルアップ： Eメールやエクセルなどの従来のツールに関しても、使いこなしが十分でなく、スタッフのスキルアップの必要性があった。

1. 業務効率化とコミュニケーションの円滑化：Google Workspaceの導入により、電話や対面でのやり取りに費やしていた時間と持ち帰り業務が削減され、業務効率が向上した。情報共有がスムーズになり、従業員間の連携が強化された。

2. クラウドの活用：GoogleドライブとGメールにより、ロケーションフリーかつ非同期での資料の共有や編集、返信が可能になり、海外出張時もスマホだけで業務を止めることなく推進でき、確かな利便性を実感できた。

3. 海外との商談経験などにより、今回導入したGoogle Meetがオンラインミーティングの世界標準であることを実感。確かな気づきを得られた。

4. 今後の展望：講習により業務効率化の実績が出ている。今後は効率化により削減した工数を、よりクリエイティブな業務に振り分けて行きたい。