【有限会社 マーサーズ/生花の販売・卸売、環境事業 https://www.marsars.co.jp/】
栃木県鹿沼市東町にある有限会社マーサーズは、生花の販売・卸売やフラワーデザインを手がける企業です。地域に根ざした活動を行っており、店舗「フラワーヒルズ」の運営のほか、地元産のヒノキを活用したアロマオイルの開発や植物由来のエネルギー開発、アミノ酸有機肥料の導入など、多角的な事業展開を行なっています。
▶︎現在の状況と解決すべき課題
深刻化する人材不足と業務効率化の必要性:従来、当該業界において人材確保は比較的容易であったが、昨今は募集をかけても人が集まらない状況に直面している。
集中と選択: 人の手がかかる実店舗業務に注力するため、事務・経理などの効率化可能な部分はクラウド化・自動化を進めることが急務となっている。
属人化の解消: 主要な経理担当者の退職により事務機能が一時麻痺した経験から、特定の個人に依存しないシステムの構築が課題となっている。
Google Workspaceの活用状況: 以前から導入はしていたものの、実質的には「メール受信ソフト」としての利用に留まっており、予定表(カレンダー)やミート、チャット等の機能は十分に使い切れていなかった。
クラウド移行: 会計ソフトを含め、社内システム全体のクラウド化を順次進めている段階にある。
▶︎支援ソリューション
有資格者(Associate Google Workspace Administrator)と
専用カリキュラムによる課題解決のための全4回の講習会を実施。
Google Workspace と Gemini の基礎・導入メリット/講師:Google有資格システムエンジニア/本事業の目的説明に加え、Google Workspaceに標準搭載された生成AI「Gemini」の基本的な位置付けと、ビジネス利用における安全性・優位性を解説しました。
サイドパネル活用と業務効率化の加速/講師:同上/Geminiを単体アプリとして使うだけでなく、各Googleアプリケーション内で「サイドパネル」としてシームレスに連携させ、日常業務を自動化・効率化する手法を紹介しました。
クリエイティブ作業と Nano Banana の活用/講師:同上/画像・動画・音楽の生成を可能にするクリエイティブツール「ナノバナナ(Nano Banana)」に焦点を当て、視覚的なコンテンツ作成による業務支援を解説しました。
NotebookLM と自社専用 AI の構築/講師:同上/外部の一般情報ではなく、ユーザーが保有する「特定の資料」のみを知識源とするAIツール「NotebookLM」の活用法を紹介しました。
▶︎支援の効果と展望
AIの実務利用に向けたアクション:ターゲット別の切り口でのバイオマス事業に関する提案資料の作成やプライスカード作成の工数削減に挑戦中であるが、プロンプトの書き方に課題感がある。「具体的に自分のどの業務が楽になるのか」という実感がまだ薄いので、今後も継続的に取り組んでいく→フォローアップの情報提供を実施予定。
AIサービスの安定性:AIの反応遅延やアイコンが消えたりなどのマイナートラブルに対する不満がある。→フォローアップとして対処方法を提供済み。
支援内容への提言:これまでも様々なセミナーを受講していたため、一般的な説明よりも自社の具体的な課題解決に注力した支援を期待する。
今後の展望:現在、産官学連携(足利大学、栃木県立南高校等)により進んでいるバイオマス研究がかなり具体化しており、全国規模での展開を見据えた発信が課題となっている。生成AIの活用により、一層の情報発信に繋げていきたい。